86分に先制された富山は後半ATに入った93分、抜け出した武選手が流し込んで1点を返すと勢いのまま96分、奪い取ってからのカウンターで武選手が再び劇的な逆転弾を叩き込みなんとアディショナルタイムで2得点。衝撃的な逆転負けにセレッソ大阪U-23の選手は崩れ落ちてしまいました。
— J3マガジン (@J3_MAG_J) 2020年11月29日
正直なところ失点したタイミングで今シーズンが終わったと思いました。ここからルーカス選手投入後に武颯劇場となるとは誰が予想したでしょうか。ロスタイムからの2得点による 2-1 で3連勝となりました。そして3チームごぼう抜きで8位から5位に浮上です。2位との勝点差6は変わってないため、昇格となると厳しい道であることには変わりないです。
ポイントと気になったこと
- 前節からの変更はCBの中央をルーカス選手から林堂選手に変更のみ
- 本日もGK齋藤選手がビックセーブ連発。後ろからのボール回しがうまくいかないことでピンチのシーンが何度もありましたが、結果として1失点でよく抑えたな、って印象です
- 前半はC大阪U-23にボール回される展開。回されてもここ数試合の守備の安定度なら心配しなかったのですが、奪ってから自陣でパスが繋がらずに奪われるという、カターレ富山が悪いときの展開になってました
- 特に柳下選手のところでイエロー2枚目出そうなシーンもあったのでドキドキものでした。とにかく前半はひどかった
- 後半早々、戸根選手がかなり強烈なロングシュートを枠内に放つも相手GKのナイスセーブに阻まれる。戸根選手、利き足右なのね(左CBにいるので左足だと思ってた)
- その後、大野選手と交代でお母様が現地観戦されていた宮城選手を、碓井選手と交代で椎名選手を投入。椎名選手のCH起用は今シーズン初?と思ったらfootball labによると少なくとも先発で2試合CHとして出場してたっぽい
- 平松選手から武選手に交代したあたりから花井選手と佐々木陽次選手の位置を交換
- そしてここで奪われたらダメ、みたいな位置で奪われてC大阪U-23のショートカウンターを食らって絶望的な失点
- その後佐々木陽次選手と交代でルーカス選手を投入。パワープレー狙いだったのかな。実際ロスタイムあたりからボールを放り込む機会が増える
- すると相手ゴールキックのこぼれ球が花井選手のところにきて武選手へのスルーパスが通って同点ゴール(パワープレー全く関係なかった)
- そして逆転ゴールもFKのこぼれ球を拾って宮城選手がドリブルでボール運んだ後、武選手がパスをトラップ後に即シュートしたらゴールを割って試合終了となると劇的展開。改めてみると2点目のゴールは相手DF目の前にいるのに強引に振り切って枠内に収めてるのが凄い
- これが人生観変える試合というやつなのだろうか
次節もホームで讃岐との試合です。ホームでも勝てたし、いい意味で吹っ切れてほしいな、と思います。試合全体としては動きが重いというか、プレッシャーとかあったのかな、風な感じに見えたので、開始早々から安定した試合を観たいです。